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ナソップ運動の特徴と大人の役割


ナソップ運動の主だった特徴として、会議に参加するコラボラドーラ

「働く子供達自身により運営されている」

「働く子供達自身による自治組織である」

「ペルーの全国レベルの運動体である」

「地区、地方、全国のレベルで、それぞれ組織が存在する」

「運動より発せられるメッセージは、働く子供に限らず全ての子供に対して向けられている」


の五点が挙げられます。


ナソップ運動において、大人達はコラボラドール(協力者)という役割で運動に参加しています。
「コラボラール」とは、スペイン語で「協力する」を意味する動詞を語源にした言葉です。

コラボラドーレスとは、“子供達と共に”運動内で与えられた役割を担い、“子供たちと共に”活動をより活気あるものにし、“子供達と共に”運動に参加する存在です。
運動における子供達の主体的立場に成り代わることはありません。

子供たちに意見を聞くコラボラドーラ コラボラドーレスは、国内各地の活動拠点においてそれぞれに役割に基づき、働く子供達が持つプロタゴニスモの精神と同様に、自らもプロタゴニスモの実践を心がけています。

コラボラドーレスは、学校の教師、ソーシャルワーカー、NGO団体職員など、様々な職業に従事する大人達によって構成されており、運動への参加や、NGO団体IFEJANTが主催する定期的な講習会などを通して、運動の根幹を成す考えを学び、子供達と共にその実践に取り組んでいます。


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