Espanol 


プロタゴニスモ


休憩しているキャンディを売る子どもたち プロタゴニスモとは、ペルーにおいて60年代後半より始まった一連の政治改革の中で生み出された、民衆組織による「主体的」、「自立的」参加を社会変革のための重要な要素として推進する立場を示す言葉です。

このプロタゴニスモの精神は、70年代半ば以降に誕生する働く子供達の組織(マントックやナソップ運動)にも引き継がれます。子供達は、運動での経験を通して、プロタゴニスモの定義が及ぶ範囲を、社会変革への主体的参加を提唱するだけの言葉から、政治的な場面に限らず、日常生活においても、社会の行動主体として相応しい人格や行動を身につける必要性を唱えた言葉へと発展させました。


リマ近郊の子どもたち このように、ナソップ運動を通して再定義されたプロタゴニスモの精神は、集団として、または個人としてナソップ運動に参加するうえにおいて、常にその行動の規範とすべきものとして重要視されています。


ページ上部へ
     
©2009 Asociacion Cussi Punku All rights reserved